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ジェットホーマー(旧ジェットパルス)
ジェットホーマー(旧ジェットパルス)
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ジェットホーマー
灌水と同時に、必要な量の液肥を本管へ送り込む電動式定量注入ポンプ。
旧商品名:ジェットパルス
商品仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ジェットホーマー |
| 旧商品名 | ジェットパルス |
| 製品区分 | 液肥・農薬用定量注入ポンプ |
| 主な用途 | 施設園芸・畑地灌水・スプリンクラー散水・液肥施用 |
| 電源 | 単相100V/三相200V |
| 注入量 | 約80~3,600mL/分 |
| 最大注入圧力 | 0.2~0.3MPa |
| 重量 | 約4.0~5.3kg |
| 注入量調整 | 本体ダイヤル式 |
| 注入弁接続 | R1/2ねじ込み |
| 製造元 | 本間機材株式会社 |
※注入量、注入圧力、重量は仕様によって異なります。また、資料に記載された注入量は、管圧0の場合の参考値です。
商品説明
ジェットホーマーは、灌水本管へ液肥や薬液を一定量ずつ送り込むための電動式定量注入ポンプです。
施設園芸、畑地灌水、スプリンクラー散水などの灌水設備へ組み込み、作物への灌水と液肥施用を同時に行うことができます。
ポンプが原液タンクから液肥を吸い上げ、付属の注入弁を通して本管へ送り込みます。本体のダイヤルで注入量を調整できるため、灌水量や希望する希釈倍率に合わせて液肥の量を設定できます。
従来品「ジェットパルス」の後継商品で、現在は「ジェットホーマー」の名称で販売されています。
灌水と液肥施用を同時に行える
液肥を手作業で施用する場合は、使用するたびに必要量を計量し、タンクへ投入して撹拌する作業が必要です。
ジェットホーマーを灌水設備へ取り付けることで、灌水しながら原液タンク内の液肥を本管へ注入できます。
作物へ水分と養分を同時に供給できるため、液肥施用にかかる時間と労力を軽減できます。
特に、いちご、トマト、キュウリ、ナス、メロンなど、栽培期間中に液肥を繰り返し使用する施設栽培では、毎回の液肥管理を効率化できます。
希望する量を本管へ注入
ジェットホーマーは、設定した量の液肥を灌水本管へ送り込むポンプです。
原液タンクへ液肥をまとめて投入する方法と比べ、灌水中に液肥を少しずつ供給できるため、液肥の濃度を揃えながら施用しやすくなります。
作物の生育段階、葉色、樹勢、着果量、土壌分析結果などを確認しながら注入量を変更でき、計画的な追肥管理に活用できます。
ただし、実際の注入量は、使用する電源周波数、本管の圧力、液体の状態、配管条件、消耗部品の状態などによって変化します。
最初に使用する際は、一定時間運転し、原液タンクから実際に減った量を測定してください。目的の注入量になるようダイヤルを調整し、その位置と実測値を記録しておくと、次回以降も同じ条件を再現しやすくなります。
ダイヤルで注入量を調整
液肥の注入量は、本体に付いているダイヤルで調整します。
少量から多量まで、灌水設備や施肥計画に合わせた設定が可能です。現在の製品資料では、仕様により約80~3,600mL/分の注入量が案内されています。
ただし、この数値は管圧0の場合の参考値です。本管の圧力が高くなると、実際の注入量が変化する可能性があります。
カタログ上の数値だけで設定せず、設置した設備で実際の注入量を確認することが重要です。
注入量の計算方法
必要な液肥注入量は、灌水ポンプの吐出量と、使用したい液肥の希釈倍率から計算します。
液肥注入量(L/分)=灌水量(L/分)÷希望する希釈倍率
例えば、灌水量が毎分100Lの場合は、次の注入量が目安になります。
| 希釈倍率 | 必要な注入量 |
|---|---|
| 100倍 | 1,000mL/分 |
| 200倍 | 500mL/分 |
| 500倍 | 200mL/分 |
| 1,000倍 | 100mL/分 |
同じ500倍で使用する場合でも、灌水量が毎分200Lであれば、必要な注入量は毎分400mLになります。
ジェットホーマーを選定する際は、希望する希釈倍率だけでなく、灌水設備が1分間にどのくらいの水を流しているかを確認する必要があります。
灌水量が分からない場合は、流量計の表示、灌水ポンプの仕様、一定時間に使用した水量などから確認します。
100Vと200Vの電源に対応
ジェットホーマーには、単相100Vと三相200Vに対応した仕様があります。
単相100Vは、一般的な100V電源を使用できるため、電源を確保しやすいことが特徴です。三相200Vは、ハウスの灌水ポンプなどで三相電源を使用している設備に適しています。
購入前に、設置場所で使用できる電源の種類を必ず確認してください。
100V用と200V用を間違えて接続すると、故障や事故につながるため注意が必要です。
また、東日本の50Hzと西日本の60Hzでは注入量が異なります。新資料では、60Hzで使用した場合の方が注入量が多くなることが示されています。
栃木県を含む50Hz地域で使用する場合は、50Hzの注入量を基準に選定・調整してください。
小型・軽量で設置しやすい
本体重量は仕様によって約4.0~5.3kgで、持ち運びや設置を行いやすい小型の注入ポンプです。
本体には持ち手があり、灌水設備の近くへ移動させる場合や、作業終了後に保管場所へ移す場合にも扱いやすい設計です。
付属の注入弁を本管へ取り付け、チューブを接続して使用します。注入弁のねじ込み部分はR1/2となっています。
取り付ける配管の材質や口径によっては、異径継手や追加の配管部品が必要になる場合があります。購入前に、取り付け予定の本管と接続方法をご確認ください。
付属の注入弁で本管へ接続
ジェットホーマーには、エア抜き機能を備えた注入弁と、液肥を吸入するためのウレタンチューブ、ストレーナーが付属しています。
ストレーナーを原液タンク内へ入れ、液肥に含まれる異物がポンプ内部へ入り込むことを抑えながら吸入します。
注入弁は、ポンプから送られた液肥を灌水本管へ送り込むための部品です。
配管へ正しく取り付け、チューブの折れやつぶれがないことを確認してから使用してください。
施設園芸から畑地灌水まで対応
ジェットホーマーは、ハウス内の点滴灌水、畑地灌水、スプリンクラー散水などで使用できます。
いちごの高設栽培や土耕栽培、果菜類の点滴灌水、露地作物への液肥施用など、灌水設備を利用して液肥を供給する場面に適しています。
広い圃場や灌水量の多い設備でも、必要な注入量に対応する商品を選ぶことで使用できます。
液肥だけでなく、農薬登録上、灌水設備を通じた使用が認められている薬剤の散布にも利用できます。
ただし、農薬や土壌くん蒸剤を使用する場合は、商品ラベルに記載された作物、使用方法、希釈倍率、使用量、使用時期などを必ず守ってください。
使用方法
原液タンクへ使用する液肥を準備し、付属のストレーナーが付いた吸入チューブを原液の中へ入れます。
チューブがタンクの底で折れたり、ストレーナーが液面から出たりしないように設置してください。
灌水設備を運転して本管へ水を流した後、ジェットホーマーの電源を入れます。
エアが残って液肥を吸い上げない場合は、注入弁のエア抜き機能を使用し、チューブ内の空気を抜きます。
吸入が安定したことを確認してから、ダイヤルを調整します。一定時間運転し、実際に吸い上げた液肥の量から1分当たりの注入量を確認してください。
液肥の注入が終わった後は、すぐに灌水を止めず、一定時間は清水のみを流します。配管内に残った液肥を作物の根域へ送り、点滴チューブや本管内への肥料成分の残留を減らします。
最後にストレーナーを清水へ入れ、ポンプ内部とチューブへ清水を通して洗浄してください。
消耗部品を交換しながら使用可能
ジェットホーマーには、吐出弁、吸入弁、注入弁などの交換部品が用意されています。
長期間使用すると、弁やチューブ、ストレーナーなどが摩耗・劣化し、液肥を吸わない、注入量が低下する、液漏れが起こるなどの症状が出る場合があります。
以前と同じダイヤル位置でも注入量が変わった場合は、チューブの折れ、ストレーナーの詰まり、弁の摩耗などを確認してください。
定期的に洗浄・点検し、必要に応じて部品を交換することで、長く使用できます。
クロサワがおすすめする理由
ジェットホーマーは、液肥の計量と施用を省力化し、毎回の施肥量を揃えやすくする機械です。
特にいちごなどの施設栽培では、長い収穫期間に合わせて、液肥による細かな養分補給が必要になります。
手作業で液肥を混合すると、作業者や施用日によって希釈倍率に差が生じることがあります。ジェットホーマーを使用すれば、ダイヤル位置と実測した注入量を基準にして、同じ条件での施肥を再現しやすくなります。
有限会社クロサワでは、灌水量、希望する希釈倍率、使用する電源、設置する配管などを確認し、使用環境に合った商品の選定をご案内します。
ご使用上の注意
-
購入前に、設置場所の電源が単相100Vか三相200Vか確認してください。
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50Hzと60Hzでは注入量が異なります。
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資料の注入量は管圧0の場合の参考値です。設置後に必ず実測してください。
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液肥中の沈殿物や異物は、ポンプや弁の詰まりの原因になります。
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原液は十分に撹拌し、必要に応じてろ過してから使用してください。
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ポンプを原液がない状態で空運転しないでください。
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使用後は清水を通し、ポンプ、チューブ、弁、ストレーナーを洗浄してください。
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農薬を使用する場合は、農薬登録上認められた使用方法を守ってください。
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雨水や直射日光が直接当たらず、凍結しない場所へ設置・保管してください。
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点検や部品交換の前に電源を切り、本管とポンプ内の圧力を抜いてください。
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使用前に取扱説明書を確認し、正しい方法で設置・運転してください
型式の選び方
ジェットホーマーは、使用する電源、必要な注入量、液肥や薬液の性質に応じて型式を選びます。
型式名の「100S」は単相100V、「200T」は三相200Vを表します。25Wと40Wでは、主に注入できる量と最大注入圧力が異なります。
標準仕様
型式 電源 注入量・50Hz 注入量・60Hz 最大注入圧力 重量 JH-100S 25W 単相100V 120~1,070mL/分 140~1,280mL/分 0.2MPa 4.0kg JH-200T 25W 三相200V 80~930mL/分 100~1,120mL/分 0.2MPa 4.0kg JH-100S 40W 単相100V 500~1,450mL/分 600~1,740mL/分 0.3MPa 5.2kg JH-200T 40W 三相200V 500~1,450mL/分 600~1,740mL/分 0.3MPa 5.2kg ※注入量は管圧0の場合の参考値です。実際の注入量は、本管の圧力、液体の状態、配管条件などによって変化します。
一般的な液肥施用で毎分1L前後までの注入量で足りる場合は、25Wが候補になります。
毎分500mL以上の注入を安定して行いたい場合や、本管の圧力が比較的高い設備では、最大注入圧力0.3MPaの40Wが適しています。
100V仕様と200V仕様は性能の優劣ではなく、設置場所の電源に合わせて選びます。栃木県で使用する場合は、50Hzの注入量を基準にしてください。
耐酸性仕様について
ジェットホーマーには、通常の液肥用に加えて、酸性の液体を使用するための耐酸性仕様があります。
通常仕様のポンプへ適合しない酸性液体を使用すると、ダイヤフラム、ストレーナー、吸入弁、吐出弁などが劣化し、液漏れや注入不良、故障につながる可能性があります。
耐酸性仕様であっても、すべての酸性液体や農薬に使用できるわけではありません。使用する液体の商品名、成分、濃度、pHを確認し、購入前にメーカーまたは販売店へ適合性を確認してください。
CP仕様
標準型の100S・200Tには、「25CP」「40CP」と呼ばれる耐酸性仕様があります。
CP仕様では、液体に触れるダイヤフラムとストレーナーに耐酸性部品が使用されています。一般的な液肥だけでなく、一部の酸性液体を使用する場合の選択肢になります。
電源 25W・耐酸性仕様 40W・耐酸性仕様 単相100V JH-100S 25CP JH-100S 40CP 三相200V JH-200T 25CP JH-200T 40CP 注入量や電源の基本的な選び方は標準仕様と同様です。25CPは比較的少ない注入量、40CPはより多い注入量や高い注入圧力が必要な設備に適しています。
CP仕様は、ダイヤフラムとストレーナーを耐酸性部品にした仕様であり、ポンプ内のすべての接液部品が耐酸性になるわけではありません。
JH-3000シリーズ
JH-3000シリーズは、土壌くん蒸剤の散布や、多量の液体を注入する用途を想定した耐酸性仕様です。
CP仕様に加えて、吸入弁・吐出弁などにも耐酸性部品が使用され、CP仕様よりも酸性度の強い液体への対応を想定しています。
型式 電源 注入量・50Hz 注入量・60Hz 重量 JH-3000S 単相100V 900~3,000mL/分 1,080~3,600mL/分 5.3kg JH-3000T 三相200V 900~3,000mL/分 1,080~3,600mL/分 5.3kg 標準型やCP型よりも注入量が多く、50Hzでは最大毎分3L、60Hzでは最大毎分3.6Lを注入できます。
広い圃場や灌水量の多い設備、100倍程度の濃い希釈倍率を設定したい場合など、通常型では注入量が不足する場合に適しています。
土壌くん蒸剤へ使用する場合は、単にポンプの材質が対応しているだけでは十分ではありません。農薬登録上認められた作物、使用量、希釈方法、処理方法、被覆期間、保護具などを必ず守ってください。
仕様選定の目安
使用条件 選択の目安 一般的な液肥を少量注入する 標準25W 一般的な液肥を多めに注入する 標準40W 一部の酸性液体を少量注入する 25CP 一部の酸性液体を多めに注入する 40CP 土壌くん蒸剤を散布する JH-3000シリーズ 毎分1.7Lを超える注入量が必要 JH-3000シリーズ 最終的な型式は、電源、周波数、本管の水圧、毎分の灌水量、希望する希釈倍率、使用する液体の性質を確認したうえで選定します。
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